堺 高級お線香 「薫主堂」

お線香の薫主堂

HOME 薫主堂の歴史 北村欣三郎 商品 ご注文用紙 お問い合せ リンク

北村欣三郎

薫主堂HOME > 北村 欣三郎

北村欣三郎

 父から受け継いだ古びた帳面には、調合の割合や家伝のノウハウが書き込まれているが、店主自身が試行錯誤して創り出した香りは、すべて頭の中に入っている。「仏様にあげるものだから、心のこもったものを」と手作りにこだわり続けている。 大阪府伝統工芸士に加え、堺市から卓越した技を守り広く継承していくことが期待される人物として、2002年「堺ものづくりマイスター」に選ばれる。
店主敬白

 薫主堂のように明治年間創業では決して名門とは言えない大変歴史ある業界ですが、最近は製造より販売が優先し、線香を収める箱のデザイン、ネーミング、そして香りが生命である線香には何の関係もない当節よく耳にするような耳障りのよい言葉を羅列して、惹句(宣伝文句)で、それこそ需要家をけむに巻くメーカーが多く、有力なのは嘆かわしいことです。手作りという言葉も昨今大はやりで、多くのメーカーが口にするようになりました。誰もが手作りと言い出してますので、当店は昔からの本物の線香を作っていると敢えて申します。父に調香のノウハウを仕込まれ、店主自身も伝統的な香りの方が本物であるとの信念で製造して参りましたので、その点は筋金入りです。製造もオートメーションでは鉛筆の芯のようなきれいな筋の線香はできますが、急速に乾燥させていますので、しなりがなく、見た目の割にはもろいです。やはり伝統的な自然乾燥の方が風合いのある線香ができます。

 最近は、微煙香、煙少香と称して煙の出方が少ない「線香のようなもの」がよく売れていますが、香料は燃やせば植物性にせよ動物性にせよ煙が出るのです。形式的に線香をお使いになる方はそれでよいのかも分かりませんが、香りのよい線香は、この「線香のようなもの」ではありません。店主は思想として、これは線香と認めてはいません。沈香、白檀のそれも良質なものをふんだんに入れて、香りを主役にした線香を作っておりますので、本物をお求めの方、こだわり派の方には、いいもの見つけたと喜んで頂いております。このようなこだわりで仕事をしておりますと、事業としては大きくなりませんが、もの作りをするものの良心として需要家を裏切らない商品を作っていますので自信をもってお薦めできます。長口舌になりましたが、是非お試し下さい。

北村 欣三郎


テレビの取材

テレビ
BS日本テレビ 平成25年3月25日 檀れいさん「名匠の里紀行」で取材を受ける
テレビ大阪 平成23年4月25日 「大人歩き旅」 三田村邦彦さん来訪
関西テレビ 平成22年1月19日 「よ〜いドン」 となりの人間国宝に認定される
ABCテレビ 平成22年1月9日 「おはよう朝日」
NHK 平成20年 7月17日…「おはよう関西」生出演 伝統が生む癒しの香り

新聞・雑誌の取材の一部

新聞
朝日新聞 平成20年 8月25日…「鉄砲からハイテク…七道駅かいわい」
産経新聞 平成20年 3月19日…「うちの自慢のもの」− 夫婦二人三脚"元気お届け"
産経新聞 平成20年 3月 3日…「関西あの街この町」− 堺市七道〜綾ノ町界隈
毎日新聞 平成19年 6月22日…「明治の14年間は堺県庁 知られざる大阪」

産経新聞 平成18年 9月 1日… 「線香職人・伝統工芸士 北村欣三郎 門外不出の調合割合」

朝日新聞 平成15年 8月13日… 「香りの芸術」

朝日新聞 平成14年 9月12日… 「なにわ職もよう手づくりで香りやわらか自然乾燥にこだわり」

産経新聞 平成14年 4月 4日… 「堺市 ものづくりマイスター 名工6人を初認定」
産経新聞 平成14年 3月 8日… 「匠の技 継承発展 モノづくり技術にマイスター認定制度」
産経新聞 平成14年 1月11日… 「無我Mu 中 お線香屋さんの手作り匂い袋」
大阪新聞 平成13年 9月28日… 「WAZA&MONO 線香 手際よく盆切りし整列」
朝日新聞 昭和57年 6月 6日… 「原田泰治の世界 雨上がり 堺 大阪府」

 

雑誌
大阪創元社発行 新版 『大阪名物』 これぞ大阪の名品として取り上げられる
『堺市 Walker 2008 』に掲載
堺市発行 グラフ堺 『 View 』に度々掲載
大阪創元社発行 『大阪名物』 よりすぐりの大阪名物にとりあげられる
昭文社発行 『にっぽんの旅 堺』 レトロタウン散歩にとりあげられる

 


Copyright (C) 2013 Kunsyudo Corporation. All Rights Reserved.